日本百名山ベストプランBOOKで見たミクリガ池と山々の写真が美しくこの目で見てみたくて立山登山を決行。
2023年8月11日(山の日)の記録。
今回は室堂ターミナルから一ノ越山荘、頂上の雄山まで登り、戻ってくるルート。
多くの人(小学生からお爺さん?)が登っていたルートである。
今回はわたし(26歳)とパートナー(40歳)の二人で登る。
ちなみに
ぬめりは筑波山、御岳山を
ぐずりは2022年に茶臼岳、2023年6月に谷川岳、7月に富士山を登頂。
登山を始めてまだ日が浅い初心者メンバーである。
ここでは立山(雄山)を登る準備をしていた時につまづいた所を記載する。
タイムスケジュール
5:00 立山駅到着
6:30 バス乗車(立山駅→室堂 直通バス)
7:30 室堂ターミナル到着
8:00 登山開始
9:30 一ノ越山荘
10:30 雄山山頂
11:30 下山開始
12:40 一ノ越山荘
13:30 室堂登山口
13:40 バス乗車(室堂ターミナル→扇沢)
15:00 立山駅
バス乗車時間を含めて8時間半ほどの計画。
登山口の室堂に行くまでが大変?
事前に調べていて思った事が、登山口の室堂までマイカーで行けないことが判明。
立山駅から室堂ターミナルまではケーブルカーとバスを乗り継いで向かうようだ。
またいろんなサイトを見ていると何やらチケットを買うのに行列ができるそう。
人が多い所が苦手だから山に行くのに人が多いだと?!
しかも今回の日程はコロナ明のお盆シーズン!
しかも「山の日」!!!!!
ゼ――――――――――ッタイ並びたくない!
山を登る以前にどうやったら立山駅から室堂までたどり着けるかの関門が待ち構えていた。
もっと調べていくうちにネットでチケットが予約出来て、立山駅に置いてある機械でチケットが発券できるとのこと。
これは絶対予約をせねば!と思い予約サイトに入って個人情報を入力。
・・・あれ室堂が行先のチケットがない?
なんでなんで😢
あの人のサイトを見る限りはチケットを予約して立山駅で発券して室堂まで行ってるのに😢
なんで室堂行のバスがないの―――――😢
そんなことを思いながらほかの行先のチケットを予約しても仕方がないのでその日はもやもやしながらもチケットを予約することは諦めた。
しばらく経った8月1日にそろそろ予約しないとと思い、再度予約の画面へ。
予約が取れる事を祈りながら情報入力を進める。すると・・・
今回は前回とは違って立山→室堂行直通バスの選択がある!!!!!
奇跡だ!と思って速攻予約した。(4,670円/人:行きのバスのみ)
後々気づいたことではあるが、この予約WEBきっぷは利用期間の10日単位ごとの販売を行っているため、前回は予約をすることが出来なかった。
サイトにはしっかりと販売スケジュールというものが記載されているため、これから始めて立山に行かれる人は是非10日前に予約を行っていただきたい。
また、ほかのサイトを見ていると立山→室堂直通バスではなく、立山(ケーブルカー)→扇沢(バス)→室堂というルートで行ったという記載があった。
立山→室堂直通は夏季の人が多い時期だから臨時で出ていた可能性があるため、直通がない場合は扇沢経由で行っていただきたい。
バス乗り場はどこだ?
宿泊施設を3時に起きて立山駅へ。
あの写真で見た絶景が見れると思うとわくわくしてタイマーより早く目覚めた。
ゲストハウスに泊まったけれど昨日も夜遅くについて今日は朝早くに出てしまうから、ホストの方とほとんど話すことが出来ず・・・。もう少し話したかったけど仕方がない。
5時ごろには立山駅に到着。
バスは6:30~乗車だけれども、立山駅周辺の駐車場が埋ってしまう可能性があるため早めに到着。
さすがに5時では満車になってはいなかったけれど、多くの方がすでにいらっしゃっていた。
その後、チケットの発行で立山駅の階段を上がってすぐ左の青い機械で発券を行った。
・・・発券をしたはいいけれど乗車する場所はどこだろう。
椅子に座っていたおじいさんに聞くと「ロータリーで待っているとにバスがくるよ。」と。
・・・このお爺さんを信じて良いものか?
・・・このお爺さんに行っているバスというものは私のチケットと違うものではないのか?
色んな不安がよぎったけれど、待つことに。
バスの乗車時間まであと1時間くらいある。
お腹すいたからコンビニでも、と思ったけど周辺にはコンビニもなく、売店も空いてない。
事前に宿泊施設の近くのコンビニで昼ごはんを買っておいてよかった!
買わずに来てたら山の上まで行けなった・・・😢
そんなことをしているうちに・・・
「6:30のチケットを持っている人は一列に並んでください~。6:40の人は並ばないでください~。」
バスセンターの人が現れて言った。
バス乗り場はここであってたんだ!!!!疑って申し訳ない、爺さん!!!!!!!!
その後無事乗車、そして1時間ほどバスに揺られて室堂ターミナルへ。
(もちろん爆睡。乗車中は名所の案内があるとかないとか・・・。)
頂上雄山を目指して
室堂ターミナルにつくと、一面に広がる山々。
見渡す限りの山と青い空。
こんなに緑と青しかない風景初めて✨
何だろうこのハウルの動く城のような世界観!!来てよかったー!(まだ早い)
これからが本番。
今日のルートはこちら
タイムスケジュールに記載した通り、雄山を目指して歩く。
一番初めにミクリガ池周辺を散策。
一番見たかった景色が一番初めに見れてしまう!
実はミクリガ池を見た時にもっと感動するかなって思ったけど、「おぉ!きれいな池だ!」という感じだった。
なんでかなぁって考えたら、
・これから雄山登るのにほんまに登れるんかなぁって緊張してた
・歩き始めでリュックが重くてしかも晴天で気温が暑かった
・室堂についた景色がきれいすぎて先に感動してしまった
から。この景色は最後にとっておいた方がよかったかな?笑
これから登って見られる方は是非ご自身の目で見てみてほしい。
その後一ノ越まで舗装された道を歩く。
7月に富士山に登ったから登りは余裕で行けるだろうって思ってたけど、意外とずっと登りが続いて息が上がる。
こまめに水分補給と小休憩。
一面にはハイマツが広がり、雷鳥が見られるのかなと思ったけど天気が良すぎて隠れているみたい。
一時間ほど登り続けてようやく一ノ越山荘へ到着。
パートナー「あそこまで本当に行くん?本当に?(笑)」
雄山の頂上を向いて言った。
わたし「もうちょっとで着くから大丈夫!」
弱腰気味なヌメリを引っ張り、一ノ越山荘を出発。
40歳運動不足気味のぬめりにはかなり負荷がかかっているようだった。
ここからは舗装されている道ではなく岩の上を歩く道が続く。
ちなみに一ノ越山荘にはトイレがある。1回100円。
一ノ越山荘から雄山までの岩道には登りと下りルートがあり、色分けされている。
夏休み期間ということもあり、人が多く列になっているような状況で特に道に迷うということはなかった。
注意する点としては岩の道のため、人が歩いて岩が落ちてきてしまう可能性があるということ。
我々はヘルメットをしていなかったけれど、ほかの方はヘルメットをして登っている方もいた。
その後1時間ほど登り続けてようやく雄山山頂へ到着~✨
関東平野では信じられないくらい見渡す限りの山々。
人工的なものがほとんどない!自然そのもの。
日本って、世界ってもっと広いんだって大げさだけど思った。
いつもは会社と家を行き来する生活。
朝起きて電車に乗って会社に行き、また電車に乗って家に帰ってくる。
自分がどんな暮らし方がしたいなんて考える余裕がなくて、何も考えないように過ごしていた。
でも山に来ると自分がちっぽけすぎて、もっと自分がしたいように生きればいいんじゃないかって思えた気がする。
だからまた町を抜け出して山に行きたくなるんだろううなぁ✨
帰りはそのまま来た道をリターン!
そしてホテル立山の売店でノースフェイスの立山Tシャツを買って帰ったとさ☺
かっこよくてお気に入りのTシャツ✨
まとめ
・立山駅から室堂へ向かう交通ルートの予約をしておくこと→リンク
・駐車場が埋ってしまう可能性があるため早めに立山駅に行くこと(5:30頃)
・早起きが苦手な人は立山駅周辺に宿泊がおすすめ
・立山駅周辺にコンビニがないため事前に食糧を準備しておくこと
・トイレは一ノ越山荘、雄山頂上にあり。各100円/回の準備をしておくこと
・一ノ越山荘→雄山までは岩の道のため登山靴を履いていくこと
・3000m弱の高さのためまぶしい。サングラスがあると良い